京都土地家屋調査士会
について

会長挨拶

京都土地家屋調査士会 会長 山田 一博 京都土地家屋調査士会 会長 山田 一博

この度、令和元年度の京都土地家屋調査士会会長を拝命致しました、池谷一郎でございます。

新元号という記念すべき年に会長という職務を仰せつかったことは、大変光栄に思いますとともに、これまでの京都土地家屋調査士会を築き上げてこられた諸先輩方のご功績を引き継いで、京都土地家屋調査士会を盛り立てて行かなければならない責務に、重みを感じているところでございます。

さて、私達土地家屋調査士の使命・業務は、社会情勢のめまぐるしい変化と同様めまぐるしく変化しております。

本年4月の参議院本会議、6月の衆議院本会議においては、「司法書士法及び土地家屋調査士法の一部を改正する法律案」が全会一致で可決成立しました。この中で、土地家屋調査士は、「土地の筆界を明らかにする業務の専門家」として明確にうたわれ、これまで以上に筆界の専門家として不動産に関する権利の明確化に寄与しなければならないとされております。

また、本年5月には、「表題部所有者不明土地の登記及び管理の適正化に関する法律」が公布されました。これらに対応すべく、所有者不明土地や空家の問題については、土地家屋調査士の立場、知見から何ができるのか、ひいてはそのことが災害に対する事前復興及び復興という社会貢献にも繋がるよう、京都土地家屋調査士会においても議論を推進していく所存です。会員の皆様におかれましても、様々なアイデア等、ご助言頂きますようよろしくお願い致します。

これら様々な諸問題やより専門性をもった日々の業務に対応していくためには、私が入会した頃よりもかなりの知識量、業務量及びそれに付随した業務をこなさなければならない状況になっていると思います。

これらの状況は、会員減少も予想される中、土地家屋調査士会の会務運営においても同様、会務量が増加し、これまで以上の負担が生じてくるのではないでしょうか。

このことは土地家屋調査士制度の発展にも関わってくるのではないかと危惧しているところであります。 そういったことを踏まえ、私は会員だれでもが会務の一役を担えるよう、またこのことが会への帰属意識の向上、ひいては土地家屋調査士の更なる発展になると考え、会務運営のスリム化、データベース化、会員管理システムの構築、各種会議のウェブ会議化を推進していく所存です。

ただ、ウェブだけに頼らず、顔をつき合わせての会議等も、コミュニケーションを築くという意味では非常に大切なことであると私は考えておりますので、うまく組み合わせた運営をしていきます。

会員全員が少しでも会務に携わっているという意識を持って、今後さらに京都土地家屋調査士会が発展するよう、会員皆様のお力をお借りし、微力ではありますがその旗振り役を担わせて頂く所存です。

また、来年は、土地家屋調査士制度制定70周年を迎える年でもあります。私達土地家屋調査士を国民の皆様にアピールする絶好の年でもありますので、日本土地家屋調査士会連合会とも連携しながら、記念事業等模索し、大いに土地家屋調査士を広報していきたいと考えておりますので、会員の皆様の更なるご理解とご協力をお願い申し上げまして、会長就任にあたっての挨拶とさせて頂きます。